• Shuffle
    Toggle On
    Toggle Off
  • Alphabetize
    Toggle On
    Toggle Off
  • Front First
    Toggle On
    Toggle Off
  • Both Sides
    Toggle On
    Toggle Off
  • Read
    Toggle On
    Toggle Off
Reading...
Front

Card Range To Study

through

image

Play button

image

Play button

image

Progress

1/44

Click to flip

Use LEFT and RIGHT arrow keys to navigate between flashcards;

Use UP and DOWN arrow keys to flip the card;

H to show hint;

A reads text to speech;

44 Cards in this Set

  • Front
  • Back
  • 3rd side (hint)
愛、屋烏に及ぶ
あい、おくうにおよぶ
人を激しくまた真剣に愛すると、その愛する人が住んでいる家の屋根に留まっている烏をも愛するようになる。つまり、愛する相手自身だけでなくその人に関係するすべてのものに愛情を注ぐようになること。
飼い犬に手を噛まれる
かいいぬにてをかまれる
ふだんかわいがっている自分の犬にかみつかれるのは非常に心外である、ということ。日ごろ特別に目をかけ、かわいがっていた部下などに、思いがけずに裏切られたり、ひどい目に遭わされることをたとえていう。
才余りありて識足らず
さいあまりありてしきたらず
才気はあり余るほどあるのに、見識が足りないということ。
田歩くも畦歩くも同じ
たあるくもあぜあるくもおなじ
方法や経路はちがっても、目的は同じであるということ。
無いが意見の総じまい
ないがいけんのそうじまい
放蕩にふけっている者に何度やめるようにと意見しても効果がないが、財産を使い果たして遊ぶ金がなくなれば自然に放蕩がやむ。つまり、金のなくなることが最終的な意見になるということ。
肺肝を砕く
はいかんをくだく
心が砕けてしまうほど、能力を尽くして考えること。非常に苦心するたとえ。
参らぬ仏に罰はあたらぬ
まいらぬほとけにばちはあたらぬ
関係さえしなければ、災いをうけることはないということ。
刃から出た錆はとぐに砥石がない
やいばからでたさびはとぐにといしがない
自分の犯したあやまちや、悪行のために自分で苦しむこと。
来者は追うべし
らいじゃはおうべきし
過去のことはどうにもならないが、これから先のことは自分の心がけしだいでどうにでもなる、ということ。
我が頭の蠅を追え
わがあたまのはえをおえ
人のおせっかいをする前に、自分の始末をしなさいという戒め。
威あって猛からず
いあってたけからず
威厳はあるが威張っていない。
木、強ければ折れ易し
き、つよければおれやすし
強気一本で押し通そうとする者は、失敗しやすいということ。
仕上げが肝心
しあげがかんじん
物事は最後の出来栄えで値打ちが決まるので、何事においても仕上げ段階に細心の注意を払うべきだということ。途中よりも結果が大切という意味もある。
小さくとも針は呑まれぬ
ちいさくともはりはのまれぬ
いくら小さくても、針をのむことはできない。転じて、小さいからといって侮れないことのたとえ。
似合い似合いの釜の蓋
にあいにあいのかまのふた
釜にはいろいろな大きさや形があるが、それぞれに合った蓋があるということで、どんな人にもふさわしい相手があるものだというたとえ。
贔屓の引き倒し
ひいきのひきたおし
贔屓し過ぎて、かえってその当人のためにならないような結果になること。
身ありての奉公
みありてのほうこう
なにごとも命があってこそのことであるということ。
幽谷より出でて喬木に遷る
ゆうこくよりいでてきょうぼくにうつる
低い地位から高い地位にうつることを望む意。栄転を望むこと。鶯(うぐいす)が谷間から出て喬木(高い木)にうつること。
梨花一枝春雨を帯ぶ
りかいっしはるあめをおぶ
一枝の白い梨の花が、春の雨に濡れているということで、美人の悲しむ姿をたとえた言葉。
有為転変の世の習い
ういてんぺんのよのならい
有為とは、困難によって生じ、また滅する世の中のもの。世の中の現象はすべて激しく変化して、とどまることをしないということ。
苦あれば楽あり、楽あれば苦あり
くあればらくあり、らくあればくあり
人生は楽なことばかり、または苦しいことばかりが続くわけではない。楽しいことと苦しいことは繰り返されるものであるということ。
粋が川へはまる
すいがかわへはまる
熟達した者の方がかえって失敗することがある、というたとえ。 ※単に「粋がはまる」ともいう。
追従も世渡り
ついしょうもよわたり
世の中をうまく渡るには、時にはへつらいおべっかを言わなければならないこともあるということ。
糠に釘
ぬかにくぎ
米糠に釘を打ち込むのと同じように、全然きかないこと。いくら意見しても、少しもその効果がないことなどにいう。
布衣の交わり
ふいのまじわり
貴い人と賤(いや)しい人が上下の別を忘れて交際すること。名利や地位の関係などを離れた平民的な交わり。「布衣」とは、身分の低い者の衣。布製の狩衣のこと。官服でない通常の服。ここから官位のない平民のこと。
六日の菖蒲十日の菊
むいかのあやめとおかのきく
五月五日は端午の節句で菖蒲を、九月九日は重陽の節句で菊を飾るが、節句に一日遅れた菖蒲と菊は役に立たない。そこから、時機に遅れてしまったことのたとえ。
よいうちから養生
よいうちからようじょう
体が健康なうちからいたわるのが、最良の健康法であるということで、前もって用心すればよい結果を生むというたとえ。
類が無い
るいがない
似ているもの、同じようなものが他にはない様子。
栄華あれば必ず憔悴あり
えいがあればかならずしょうすいあり
栄えているものは、必ず衰えるということ。
形影相弔う
けいえいあいとむらう
よるべ(寄る辺・頼りにするところ)がなくあわれなようす。我が身と影法師とが互いに慰め合うだけで、ほかに同情してくれる者が人もいない、という意味。
性相い近く習い相い遠し
せいあいちかくならいあいとおし
人の性質というものは、生まれ持ったものは大きな相違のあるものではないが、長じて大差が生ずるのは、習慣や環境のためである。
手足を擂粉木にする
てあしをすりこぎにする
手足をすり減らすほどに、一生懸命に奔走することの形容。
根浅ければ則ち末短く本傷るれば則ち枝枯る
ねあさければすなわちすえみじかくもとやぶるればすなわちえだかる
根ががっちりして強くなっていなければ枝葉も生長しない。そして幹がいたんでは枝は枯れるのである。大台を固くせよというたとえ。
平気の平左
へいきのへいざ
どんなことに出会っても全く平気で、少しも同じない様子。「平気の平左衛門」の略。「平気」の「平」にごろを合わせて「平左衛門」と擬人化したもの。
目明千人盲千人
めあきせんにんめくらせんにん
目の見える人が千人いれば、目の見えない人も千人いる。世間には物の道理がわかる人もいれば、わからぬ人もいる、という意味。盲人はものの道理がわからない、という意味ではない。
例外のない規則はない
れいがいのないきそくはない
どんな規則であっても、それが適用しきれない場合がある。従って、例外を認めなければならないということ。
お家がらがら
おいえがらがら
家柄のよいことを鼻にかける者を嘲笑した言葉。がらがらは中身のないことの形容で、家柄の柄とかけたもの。外ばかりが立派で中身がからっぽなことを皮肉っている。
恋路は縁のもの
こいじはえんのもの
男女が知り合ったり、一緒になったりすること。つまり、恋が生まれたり実ったりするのは、二人の間に不以議な縁がなければ成り立たないということ。
創痍未だ癒えず
そういいまだいえず
戦後まだ日が浅いこと。「創痍」は刀きず。傷がまだ治りきらないという意味で、戦争による痛手から十分に立ち直っていないこと。
戸明けの戸たて
とあけのとたて
一番始めに来て、帰るときもまた一番しまいになる人のこと。つまり、始めから終わりまでいる人のことをいう。
能ある鷹は爪を隠す
のうあるたかはつめかくす
有能な鷹は、平素は獲物を捕まえるための鋭い爪を隠しておく。実力・才能のある人物は、むやみにそれを外部に表さず謙虚にしているが、いざという時その真価を発揮する、という意味。「上手の猫が爪を隠す」ともいう。
法あっての寺、寺あっての法
ほうあってのてら、てらあってのほう
仏法があるからこそ寺があり、寺があるから仏法も保たれるということ。つまり持ちつ持たれつの関係のこと。
猛火燎原より甚だし
もうかりょうげんよりはなはだし
悪い行いはすぐに世間に広まってしまうということのたとえ。
弄瓦の喜び
ろうがのよろこび
女子出生の喜びをいう。女の子にいとまきをおもちゃとして与え、手芸の巧みな人になるように望むこと。瓦は糸を紡ぐのに用いる土で作った道具、いとまきのこと。男子出生の場合は「弄璋の喜び」という。