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15 Cards in this Set
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なぜ、第二言語学習研究をしなくてはならないか?
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①それ自体が面白い。言語の性質、人間の学習、異文化間コミュニケーション、人間それ自体や、相互の関係について、より深い理解が得られる。
②学習過程が分かることで、第二言語学習の成功・失敗を説明できるようになり、学習者や教師の役に立つ。 |
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2種類のtheoryとは?
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property theory
→言語システムをモデル化するもの transition theory →言語学習過程をモデル化するもの (変化、発展をモデル化) |
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価値ある理論とは?
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①体系的な調査をしている。
②仮説検証をしている。 |
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理論構築の過程とは?
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理論が発展するに当たって、新しい情報を集め、別の事象・パターンを調査し、可能性としては、無限の事実・データを見ていかなくてはいけない。ある理論に適合しないデータがあった場合に、新しい知見が生まれる。
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学習理論を選択するに当たっては?
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哲学的な立場が問題となる。
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理論に含まれることが期待されるものとは?
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①理論の根拠・主張についての、明確な表現
②理論を確証・反証するために、データ集め、解釈を通して、体系的な過程を経ているということ。よい理論は、検証可能であり、反証可能である。 ③第二言語現象を記述するだけでなく、何故そうなのか、変化の機構を示すものである。 ④他の理論との関係を示していること。 |
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言語の水準とは?
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①音韻・統語・形態・意味・語彙・語用・談話。
②Chomskyは、統語が中心だという。 ③いろいろな立場があり、自分がどの部分を調査しているのかを把握する必要がある。 ④統合と分離の過程、 ⑤中心か周辺か。 |
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チョムスキーのcompetence(言語能力)の定義。
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①我々の頭の中に存在する抽象的で隠れた言語知識であり、
②その言語でそれまで一度も話されたことのない発話を創造し・理解できる能力。 |
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言語能力を測定することの難しさ、方法とは?
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①チョムスキーによれば、無限の言語能力を、有限の言語データから測定することはできない。
②間接的に、言語運用を通してしか測れない。 ③文法性判断課題を行う。 |
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言語能力と言語運用を区別しない有名な学者二人。
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Firth
Halliday |
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Firthの見方
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①言語運用と言語能力に分ける必要はない。
②言語学者が調査すべきは、使用されている言語である。 ③システムとしての言語と、言語行動に見られる観察されうる発話例の間には、対立関係はない。 |
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コーパスの登場による変化とは?
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観察されたものを基礎にした文法が、再活性化された。
膨大な量の言語データを分析できる。 言語のパターンを見ることが出来る。 語彙と、文法の関係を見ることが出来る。 |
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コーパスを使うことによる、ボトムアップとトップダウンとは?
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ボトムアップ:データの中に、パターンを見つける
トップダウン:特定の仮説を検証する |
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チョムスキーに対抗する行動主義心理学者は誰か?その考えとは?
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B.F.Skinner.環境が言語発達に影響する。刺激と反応の連合形成・及び模倣が、言語習得を決定する。
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チョムスキーの見方とは?
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言語間には共通のシステムがあり、もともと人間の頭には、特定のシステムに変容できる普遍文法が備わっている。
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