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17 Cards in this Set

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リーディングテストで測定する能力
①語彙項目の意味をコンテクストの中で把握する力
②パラグラフの構成や談話構造を理解して内容をつかむ力
③文章の概要や要点をまとめる力
④文章を適切なスピードで読む力
⑤内容を表現するように音読する力
リーディングの客観テストの方法
真偽法
多肢選択法
完成法
整除法
組み合わせ法
速読テスト
→内容の理解度が評価される
リーディングの主観テストの方法
翻訳法
大意要約法
リーディングテスト用の文章を選ぶ際に配慮する点
文章の長さ、主題、文体、言語の種類、難易度
リーディングが能動的な活動であると考えられるわけ
①視覚を適切に利用し
②視覚から得られた情報を脳に送り込み
③様々な情報(背景、文脈/コンテクスト)を利用し
④適切な方略を選択して利用し
⑤処理された文(章)の構造や意味を再構築する
語を読むのに時間がかかるわけ
文字(視覚情報)を、語彙(言語情報)へ置き換えるのに労力がかかり、時間的な遅れをもたらす。
読むのが遅い人が、読解力が低いわけ
作動記憶の容量が視覚情報から言語情報への変換という労力にとられるため、文の意味をそれまでの文脈につなげるなど、より高次元の処理に使える容量が少なくなるため。
M.A.Gernsbacher (1990)による言語理解の定義
言語理解とは、表面上の言語構造を意味の単位に置き換え、それまでに作られた意味の単位と統合していくことによって行われる。
読解力のある人は?
①視覚情報の処理が速いだけでなく、意味の統合のレベルでの処理がうまく、少ない数の意味構造で処理を行う。
②多義語の処理においても、差がある。
第二言語学習者の不利な点
第二言語を使用している最中には作動記憶容量が少なくなる。
メモを取るなど、意識的な方略が必要である可能性あり。
読解の認知プロセス
①当該の文字ならびに、単語の認識・識別
②語彙処理
③チャンキングにもとづく句単位の処理
④単文単位の統語構造などに関する文処理・文理解
⑤談話処理、談話理解
⑥文章処理・文章理解や文脈処理
一連の認知的活動で行われること
①テキストの文脈情報などに基づく意味の適切な推論
②長期記憶に蓄えられているさまざまなスキーマの活性化
などが同時駆動的に、相補的に機能する。そのことで、
語義や文意の効率的な推定や単語処理、談話処理、意味処理、文脈処理などが適切に遂行される。
下位レベルの処理とは?
文、節内の処理が中心
①文字単位、単語単位における迅速で自動的な単語認識や語彙アクセス
②句単位レベルや語順情報などに基づく統語処理
③単語の処理ならびに構造的な情報を基本的な文レベルの意味単位と結びつけるプロセス
これらの一連の処理が、④ワーキングメモリーの活性化を通して、相互作用的に、相補的に遂行される。
上位レベルの処理とは?
談話単位や文章単位の統語的・意味的な結合に基づく、談話理解、文章理解。
さまざまなスキーマや文脈情報などに基づく適切な推論、読解プロセスのモニタリングなどのメタ認知プロセスも含まれる
読解のテクストモデルの形成とは?
①読み取った意味情報を様々なスキーマや文脈情報などを活用して基本的なテクスト表象に取り入れ、
②さらに主題となる概念とその支持概念を調整・統合し、ひとつの意味的なまとまりとして、記憶の中に取り入れていき、
③テクストの意味表象を形成すること。
読解力向上のためには?
下位レベルの処理は、上位レベルの処理よりも優先して遂行される。
様々なレベルにおける同時駆動的な並列分散処理を効率的に遂行するためには、下位レベルの言語処理を自動化する必要がある。←ワーキングメモリーの処理容量に限界があるため。
McLaughlin (1990)の主張とは?
一定量の継続的な訓練を経て、語彙認識や統語解析などの下位レベルの処理の自動化が効率的に遂行されることを通じて、上位レベルの処理が可能になる。